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アイビスシリーズ

アイビスシリーズとは、「アイビスの火」以前に製造された一連のC兵器群の総称です。ゲーム中でプレイヤーが戦うことになる機体には以下の3機が含まれます。

  • IB-01: CEL 240(チャプター4)
  • IB-07: SOL 644(チャプター5・レイヴンの火ルート)
  • IB-C03: HAL 826(チャプター5・ルビコンの解放者ルート)

特に「アイビス」と呼ばれる場合、最初に登場し衝撃的な戦闘を繰り広げるCEL 240を指すことが多いです。

アイビスシリーズの正体と特徴

初遭遇時のCEL 240戦後、アーキバスの調査により「人の手には余るものとして存在を隠蔽された実験兵器」であることが明かされます。エアの台詞によれば、ジェネレータだけでなく「制御導体にもコーラルを使っている」可能性が高く、これは従来の電線やファイバーケーブルのような情報伝達系を、コーラルという特殊物質で置き換えているということです。生物の神経系が全てコーラルで構成されているようなものであり、コーラル生命体から見ればジェネレータ経由で機体を制御するより遥かにハッキングしやすい設計となっています。

さらに、機体頭部のカメラアイ付近が窓状のデザインになっており、内部でコーラルが巡る様子が観察できます。作中では明言されていませんが、これがコーラルによる制御導体の証とも考えられます。

その存在意義と背景

戦闘中には「CEL 240からコーラルを守る強い意志を感じる」というエアの発言があるなど、ただの無人兵器ではない存在感を持ちます。また、ナガイ教授による「相変異寸前のコーラルを焼き尽くすためにアイビスシリーズを利用した」ことがアーカイブで語られており、シリーズ名にもなっている「アイビスの火」は、まさにこの兵器群が起こした大災害の火という意味合いがあります。

型番に関しては、IB-01、IB-07、IB-C03と登場するため、IB-02〜IB-06もかつて存在していた可能性が高いですが、ゲーム中未登場です。今後の展開にも注目です。


アイビスの火

「アイビスの火」とは、物語開始の約半世紀前に発生し、惑星ルビコンと周辺星系を巻き込むほどの大災害を指します。この災害によって新資源「コーラル」は致命的な汚染を撒き散らし、一時は失われたとされ、ルビコンは封鎖される運命となりました。

大災害の背景と真相

大規模災害ながら、完全にコーラルが消滅したわけではありませんでした。ストーリーが進むにつれ、アイビスの火が起こされた理由や、その背後にあるコーラルの「相変異」リスク、そしてナガイ教授が自らの命を賭してルビコン防衛機構「アイビス」に火を点けさせた真相などが明かされます。

アイビスの火は「人類の存亡を左右するほどの危機」には至らなかったものの、被害はルビコンおよびその周辺に限定され、以降はコーラルを巡る新たな争いの舞台となります。

コーラルと相変異

コーラルは環境条件が揃うと急激に増殖し「相変異」を起こす危険性があり、これが宇宙規模の汚染と人類の手に負えない破綻につながるとされています。
このためナガイ教授はアイビスシリーズを使い、相変異直前のコーラルを焼き尽くす「アイビスの火」を発生させました。
結果として、コーラルは一部燃やし尽くされ、致命的な拡散は防がれましたが、ルビコンには深刻な影響が残りました。

「相変異」について

詳細なメカニズムは作中でも明言されていませんが、「コーラルが指数関数的に増殖し、宇宙全体に有毒な物質となって拡散する現象」とされています。ドーザー(コーラル中毒者)の異常な行動や、コーラルを大量に摂取した生物が巨大化・爆発するといった描写もあり、コーラル自体が極めて危険な性質を持つことが分かります。


アイランド・フォーの動乱

本作では直接描写されませんが、フレーバー的に語られる「アイランド・フォーの動乱」は、V.III オキーフやV.I フロイトらが活躍したとされる過去の戦闘事件です。

宇宙SF作品ではスペースコロニーを「アイランド」や「島」と呼ぶことがあり、ここでは巨大コロニー施設での騒乱鎮圧作戦や攻防戦だった可能性が高いです。詳細は公式に明かされていません。


ヴェスパー部隊

ヴェスパー部隊とは、アーキバスグループが擁する強化人間部隊の通称で、精鋭部隊として知られています。ただし、内部事情はかなり複雑です。

部隊の特徴と実態

各隊員は役職を持ち自分の部隊を率いる管理職的存在で、AC戦闘以外の専門性を持つ者もいます。
「戦闘能力の強化」だけでなく、「アーキバスへの忠誠心を高める」ための改造も施されており、会社組織から離れるとその能力を維持できなくなるなど、依存度が高いのが特徴です。

組織の意思統一に欠け、コーラル争奪戦でのアーキバス優勢も、他組織(特にベイラム)の自滅による面が大きいです。
カリスマ的リーダーが率いるレッドガンとは対照的な、会社に依存せざるを得ない「モルモット集団」と言えるでしょう。


ウォッチポイント・アルファ

中央氷原にある旧時代のコーラル集積観測施設。恐らく最初に建設されたウォッチポイント(観測所)であり、惑星封鎖機構が最重要拠点として厳重な防備を敷いています。

巨大なエネルギー砲台ネペンテスや無人兵器エンフォーサーなどが警備しており、特に高炉エリアはレーザーバリアと自爆装置、無人ACによる二重三重の防衛が特徴です。

実はこのウォッチポイント自体がコーラルを封印する「蓋」の役割を果たしており、下層には旧時代のミールワーム生育プラントやコーラルを宇宙へ輸送する施設の残骸、史上最大級のコーラル集積が隠されています。


ウォッチポイント・デルタ

惑星封鎖機構が占領するもう一つのコーラル観測施設です。621(プレイヤー)はウォルターの「友人」からの依頼で強襲し、最奥のセンシングデバイスを破壊することに。
このとき致死量のコーラルが逆流し、C型パルス変異波形であるエアとの出会いを果たします。

戦闘後のムービーでは、逆流したコーラルが遠方で爆発し、地形が大きく変わるシーンが描かれます。


衛星砲

惑星封鎖機構がルビコン軌道上に設置した巨大砲台で、大気圏外からの侵入者を撃退するためのものです。

円形のソーラーパネルと本体下部のエネルギー砲を備え、精密な狙撃が可能。
ゲームのオープニングやチャプター2の「海超え」ミッションでは、プレイヤーが衛星砲の射線を掻い潜りながら進む場面も登場します。

地表への直接攻撃を避けるのは、コーラル埋蔵地への影響を避けるためと考えられます。


エンゲブレト坑道

中央氷原にある歴史の古い巨大坑道で、かつてコーラル採掘や保管、輸送の要所だった場所です。
惑星封鎖機構の陽動作戦のため、621がここでセンシングデバイスを破壊しますが、その際コーラルが逆流し、大規模爆発で坑道の大部分が崩壊します。

内部には旧時代のデータや技研レポートも残されており、物語の背景を知るうえで重要なロケーションです。


オーバードレールキャノン

RaD(ラッド)のシンダー・カーラが製造し、元部下のオーネスト・ブルートゥが強奪した超大型兵器です。名称から分かる通り巨大なレールガンであり、そのサイズはAC(アーマードコア)を遥かに上回ります。

アイスワームのシールド破壊を目的に用いられ、宇宙港施設の待機電力を丸ごと使って砲撃するという規格外の兵器です。最終的には酷使によって崩壊しますが、その威力と存在感はストーリーの重要な要素となっています。


汚染区域

中央氷原と同じ大陸に存在し、ジャンカー・コヨーテスの本拠地「グリッド012」がある場所です。
老朽化した施設や荒れ果てた地表が特徴で、物語の重要な戦場となります。


汚染市街

ベリウス南部、グリッド135近くの水没した市街地廃墟群です。「密航」やテスターACの輸送任務など、序盤から中盤にかけて複数のミッションで登場します。

高層住宅群や重工業地区、巨大なグリッドの残骸が点在し、現実の旧社会主義圏を思わせる無機質な雰囲気が印象的です。ストーリー上は「価値が低い」とされるものの、実際は解放戦線やベイラムにとって重要な戦略拠点となっています。


火炎放射器

シリーズ伝統の“ネタ武器”として有名だった火炎放射器。しかしAC6では、従来のネタ的な立ち位置を覆し、「ガチ性能」の強装備として久々に再登場しました。その強さに戸惑うプレイヤーも多く、「コーラルを焼き尽くすべき慈悲は無い」と語る621もいるとか。

特徴:

  • 連射中は画面が見づらく、照準レティクルの判別すら困難。
  • 適当にばら撒いて牽制できるため、アセン次第で評価が分かれる。
  • 感触としてはACVDのプラズマガンに近い。

従来作との違いも大きく、「遊び武器」から「実用武器」へと進化した、AC6ならではの武器です。


ガチタン

タンク脚をベースに高防御・高火力装備を組み合わせたアセンブル、またはその戦法の通称です。「ガチガチのタンク」の略で、シリーズ伝統の初心者~上級者まで頼れる力技アセンです。

特徴と運用:

  • 特に「LG-022T BORNEMISSZA」型がガチタン構成に向くと言われる。
  • 機動力は犠牲にしているため、敵の攻撃は受ける前提。その分、強力な火力で敵を圧倒する。
  • 移動力や上下動は苦手だが、撃ち合いにはめっぽう強い。
  • 今作では全武器を構えなしで撃て、上半身360度旋回・ドリフトなど操作性も向上。

象徴的なガチタン機体:

  • G4ヴォルタの「ACキャノンヘッド」はお手本のようなガチタン。
  • ALTミッションなどでその強さを体感できる。

正面突破の強さゆえに「困ったらガチタン」という格言が生まれたほどです。


構え

一部武器で使用時に発生する「対反動姿勢」のこと。構え中は移動も武器使用も制限されるため、隙が生じやすいです。

主なポイント:

  • 爆発武器・肩武器(ミサイル除く)・チャージ射撃時などに発生。
  • 構え中は移動不可、左右同時発射も不可。
  • 軽量級や逆脚では「構えの隙」が被弾リスクに直結する。
  • タンク脚・四脚は構え武器でも移動ができ、特にタンクは伝統的に構えを無視できる。
  • アサルトブースト中に構え武器を使うとブーストが中断される。

アセンブル時は武器ごとの「構えの有無」も意識することが大切です。


ベリウス中部に位置するルビコン解放戦線の要塞拠点の通称。外観は巨大なダムそのもので、防御拠点として極めて堅牢です。

要塞としての特徴:

  • 港湾施設や工業区画、高層住宅などが併設された複合施設。
  • 侵攻側は正面突破が強いられ、深い堀や橋、スナイパー砲台が設置されている。
  • ジャガーノートなどの強力な防衛兵器も配備。
  • ストーリー中で支配勢力が入れ替わるたびに呼称も変わる。

戦略的な要衝であり、「壁越え」の名で語られる大規模攻略作戦の舞台となります。


カーマンライン

地球の海抜高度100kmに設定された「宇宙空間との境界線」。実際の科学用語ですが、本作でも重要な舞台の一つ。

作中での扱い:

  • ミッション「カーマンライン突破」の舞台となり、ここでは大量のコーラルが大気中に漂う特殊な環境となっている。
  • EN(エネルギー)が無限供給になるギミックもこのエリアならでは。

科学用語の引用でありつつ、作中でもプレイヤー体験を大きく変える重要ポイントです。


カラサワ

シリーズを象徴する「伝統の大型エネルギー兵器」の総称。
三角形の特徴的なシルエットで、「高威力・高EN負荷・重量級」という尖った性能が魅力。
AC6では「44-142 KRSV」がそのポジションで、「カラサワ」名も健在です。

歴史・ネタ:

  • 初代では「WG-1-KARASAWA」という型式名だった。
  • 「ピーピーピーボボボボ」というスラングや、「カルサワ(軽いカラサワ)」など、多彩なミームも誕生。
  • 高難度ミッションで大活躍、もしくはネタ枠として愛されてきた。

シリーズファンなら必ず知っておきたい伝説級の武器です。


ガリア多重ダム

ルビコン解放戦線が保有する巨大治水施設。発電設備も兼ね、ルビコニアンのライフラインでもあります。

ポイント:

  • 現実には存在しない「棚田状」に連なる多重ダム構造。
  • 氷結したダム湖が特徴的。
  • 重要拠点のため、ACなどの貴重な戦力が配備される。
  • コーラルが湧出する「井戸」も近くに存在する。

ベイラムによる制圧対象となるなど、戦略的にも重要なスポットです。


ガレージ

ACを整備・カスタマイズし、出撃前の準備を行う場所。今作では輸送ヘリ内部がガレージとなっています。

特徴:

  • フォトモードで内部を見渡すことが可能。
  • アリーナやミッションもここから選択。
  • パーツが壁にめり込んで見えることもあるが、バグではなく演出の一部。

「我が家」のような安心感がある、シリーズプレイヤーにはおなじみの空間です。


観測不能領域

中央氷原にある、外部から調査できない謎のエリア。ドローン等による観測が不可能で、コーラルが最も集積していることだけが分かっています。

実際の正体:

  • 技研都市(後述)の出入り口。
  • ストーリー上、アイスワーム撃破作戦の舞台となる。
  • 技研都市への進入路は強固に封鎖されており、外部からの進入を拒み続けてきた。

物語終盤で重要な鍵となる場所です。


企業戦士

企業ごとのパーツで統一したアセンブル、またはそのプレイスタイルを指します。

詳細:

  • できるだけその企業が作ったパーツで固め、他は友好・中立企業製で代用。敵対企業のパーツは避ける。
  • 「BAWSマン」「シュナイダーマン」など、各企業名+マンの愛称で呼ばれることが多い。
  • 今作は中立企業パーツが充実し、縛りとしてはそこまで厳しくない。

縛りプレイの一種ですが、好きな企業で機体を固めて楽しむロールプレイにも最適です。


技研都市

中央氷原の地下に存在する、かつてのルビコン調査技研の本拠地。
「アイビスの火」の余波で外部からは観測できず、惑星封鎖機構が拠点化していました。

特徴:

  • 地上都市同様、地下ながら日照や昼夜サイクルがある(作中演出)。
  • 技研時代の兵器やウィーヴィル、アイビスシリーズCEL240などが徘徊。
  • 遺物が多く眠るが、封鎖機構は手付かずで放置している。

ジオフロント的な雰囲気もあり、シリーズ屈指の「聖地」です。


逆脚

脚部カテゴリの一つで、逆関節(二重関節構造)のこと。読みは「ぎゃくあし」や「ぎゃっきゃく」など。

特徴:

  • 「ヒザ」が後ろに突き出し、下腿部が前に曲がる。鳥脚とも呼ばれる。
  • AC6では軽・中・重の三種。
  • 高機動でジャンプや回避性能が高い一方、安定性や武装積載は劣る。

「ラスティ脚」は一見逆脚に見えるが実際は軽二脚という豆知識も。


強化人間

ACの操縦に最適化するため、肉体を改造された人間。
シリーズの根幹設定のひとつで、初代から続く「人体実験」の側面を持っています。

詳細:

  • 外科手術やコーラル利用で身体能力や適応力を強化。
  • 世代ごとに技術やリスクが異なり、第7世代以降は安全性が大幅に向上。
  • 621(プレイヤー)は第4世代の強化人間。

「コーラルの声が聞こえる」特別な強化人間も存在し、物語の鍵を握る存在です。


強制執行システム

ウォッチポイント・アルファの奥、技研都市への最終防衛ラインとなる無人AIシステム。
レーザー障壁や高炉の原子炉などを活用し、巨大な防衛力を持っています。

原子炉から得られるエネルギーで惑星規模の演算を行い、侵入者には無人ACなどをけしかけてきます。


強制放電

スタンガンなどによる「電気属性」の状態異常で、蓄積すると固定ダメージ+怯みが発生。
レギュレーション1.06でダメージは減少しましたが、対人・対ボス戦で今なお脅威です。


強襲艦

惑星封鎖機構が運用する空中戦艦。
対地レーザー砲やレールガンなどを備え、本来は高高度爆撃用ですが、作中では地表付近まで降下してしばしば撃沈される場面も。

後半ではアーキバスに鹵獲され、ザイレム迎撃戦などに投入されます。


グリッド

ルビコン3に多数存在する超巨大建造物。物資輸送用のレールが内部に張り巡らされています。

  • グリッド012:ジャンカー・コヨーテスの拠点、老朽化・崩壊が進んでいる。
  • グリッド086:RaDの拠点、海越え用カーゴランチャーが併設。
  • グリッド135:物語冒頭で621が降下した場所。

ゲーム内外で「舞台」となることも多く、巨大なスケールを象徴しています。


車椅子

脚部パーツ「EL-TL-11 FORTALEZA」の通称。競技用車椅子風デザインと異常な地上滑走性能が特徴。
地面を離れると性能が激減するので、段差やジャンプには注意。


ゲイヴン

「レイヴン」と「ゲイ」を組み合わせたネットミーム。
シリーズキャラ同士の親密な関係性から派生した二次創作・スラングで、AC6でもネタにされるキャラはいるものの、近年は配慮のため使用が減少傾向。


コア理論

ベイラム製パーツの説明に登場する「近接戦闘を重視したAC設計思想」。
狙撃武器が実装されていない本作で、接近戦が重視されていることの背景設定。コア=「中心」ではなく「コアな間合い(深い距離)」の意味とも。


コーラル

AC6最大のキーワードとなる新資源。
生物でありエネルギーであり情報導体であり…と、正体不明ながら惑星ルビコンを巡る争いの根源となる物質。

  • 活性コーラル:動力源、自己増殖可能。
  • 不活性コーラル:燃やされた後も環境中に大量に残るが、利用価値は低い。
  • 共振:大量コーラルや兵器同士の共鳴現象。CEL240戦での再起動や、終盤のバスキュラープラントで発生。

正体については断片的な情報しか明かされず、物語終盤まで謎に包まれています。


コーラルリリース

「賽は投げられた」ルートでオールマインドが目指す目的。
コーラルをルビコン外へ解き放ち、集合精神的な「人類の新境地」を切り開くことを目論む。
エンディングでは突飛な展開を迎え、シリーズ初の“宇宙的スケールの意識進化”が描かれる。


ごすずん

一部621プレイヤーが使うハンドラー・ウォルターへの親しみの敬称。「ごすじん」「ごす」などアレンジも多彩。
イッヌ犬の「ご主人」と喋るネットミームが元ネタで、ウォルターの猟犬=621の構図に合致した愛称です。

再教育センター

アーキバスが運営する施設で、ルビコンにも仮設支部が設置されています。V.II スネイルが長官を兼任し、前任者はV.VII スウィンバーンです。

主なポイント:

  • 収容対象は主にルビコニアンの捕虜や、敵対企業の人員。
  • コーラル争奪戦の激化で収容人数は増加中。
  • 強敵に敗北したV.VII スウィンバーンもここに収容された。

具体的な活動内容は明かされていませんが、“再教育”という名のもとに倫理的な問題が多いとされ、実質的には思想改造や尋問、もしくはそれ以上の非人道的行為が行われている可能性が高いです。
また、“再教育”でも矯正できない、かつ戦闘技能の高い者は「ファクトリー」という別施設に移送されることも示唆されています。


粗製(そせい)

元々は『アーマード・コア フォーアンサー』の台詞・用語で、“調整精度の粗いリンクス”を指します。転じて、

  • プレイヤー自身の腕前を謙遜して「粗製」と名乗る
  • または、明らかに弱い敵ACパイロットなどを揶揄して呼ぶ
    といった使い方がネット上で定着しています。

AC6での“粗製”枠は「インビンシブル・ラミー」や「インデックス・ダナム」など。
逆にテスターACは新人ながら上手く戦うため粗製扱いされません。


産廃(さんぱい)

「産業廃棄物」の略で、使い物にならない、もしくは明確な上位互換が存在するパーツや装備を揶揄するゲーム用語です。
ただしAC6ではパーツの性能差が細分化・個性化されているため、単純な産廃認定は減っています。

例:

  • 初期装備FCSやジェネレータはアセンブルに慣れるまでは実用性が低い。
  • ブースター「BC-0400 MULE」などは推力・燃費が悪く産廃扱いされやすい。
  • 武器だと「MA-J-201 RANSETSU-AR」や、「VE-66LRA」などはバランス調整で評価が変わりやすい産廃枠。

※対人戦視点での産廃評価が多く、攻略やストーリーでは有用な場合もあるため「産廃」と断言する前に様々な視点での評価も大事です。


初期機体

本作最初のミッション「密航」でプレイヤーが操作する機体。
ウォルターがルビコン3潜入のために用意したACであり、低負荷・軽量パーツが主な構成。
防御力や攻撃力は低いものの、操作性は良好です。

  • リプレイミッションでも初期機体での出撃固定。
  • フレームパーツには特定の名称がなく、「初期機体」や「初期フレーム」と呼ばれます。

ストーリー演出として、「頼りないスタート」を体感させる役目も担っています。


スタッガー

姿勢制御システム(ACS)が限界を迎え、正常に機能しなくなっている状態。
スタッガー中は防御力が著しく低下し、武器の直撃補正による大ダメージを受けます。

特徴:

  • 武器の衝撃値が蓄積されるとスタッガーに到達。
  • スタッガー時は短時間硬直し、空中でもその場で停止。
  • 通常よりも大きなダメージが入るため、追い打ちの絶好のチャンス。

語源は英語の「stagger(よろめき、ぐらつき)」から。誤って「スタッグ」と呼ばれることもあるが正しくは「スタッガー」。
ボス級の敵はスタッガー硬直が長く、APを一気に削る好機です。


ステーション31襲撃計画

フレーバーとして語られる戦闘のひとつ。ブランチが活躍したイベントで、キングは強襲艦隊を陽動し、シャルトルーズが封鎖システムへ大打撃を与えたとされています。

ステーション31について:

  • ミッション「封鎖衛星制止」「コーラルリリース」で区域となるLOCステーション31が該当。
  • 封鎖艦隊の軌道上拠点であり、ルビコン封鎖体制を支える重要な施設。

封鎖網に大穴を開けることで各勢力の密航難易度が大きく下がるなど、作中世界の勢力図にも影響するイベントです。


素敵性能(すてきせいのう)

「実用性」よりも「ビジュアルや趣味性」など美しさ・カッコよさを指す、フロム独特の造語。
AC4系列で「索敵性能」のタイプミスから生まれたとされます。

例:

  • 44-142 KRSV、VE-60LCA(両肩装備)、JAILBREAKシリーズなどは「素敵性能が高い」とされる。
  • ビジュアルや独特のギミック、雰囲気を重視したアセンは、実用性が低くても素敵性能で支持される。

「そのとき、きみは うつくしい。」
このフレーズは公式ガイドや攻略本で美麗アセンの解説に使われたものです。


総火力(そうかりょく)

武器の攻撃力 × 総弾数で表される、1ミッション中に発揮できるダメージの総量。
この値が高いほど長期戦で強い武器と言えます。

ポイント:

  • 総火力が低い武器ばかりだと弾切れしやすい。
  • 衝撃値やスタッガー取りやすさ、直撃補正による瞬間火力も考慮が必要。
  • 今作はチェックポイントや補給が多く、無駄弾にさえ注意すれば弾切れリスクは低め。

主に同カテゴリの武器同士を比較する際の目安として用いられます。

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